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夏のお味噌づくり

  • 執筆者の写真: 茜 齋藤
    茜 齋藤
  • 2021年7月10日
  • 読了時間: 2分

Stars Cooking Classでは夏場でもお味噌づくりを開催しています。

通常お味噌作りは冬にするのですが、しっかり密封をする容器で保管していただくので夏でも開催しています。



では、なぜ夏場は味噌作りに向かないのでしょうか?


気温も高いので発酵がとても早く進みます。

そして一番の問題はカビが生えることです。

私が作るお味噌でもたまにカビが生えることがあります。

(写真は閲覧注意です。)


これは先日仕込んだものにカビが生えているのですが、理由は容器と中の容量があっていないためです。


もう一回り小さい容器に仕込めば良かったのですが…

めんどくさがり屋の私は、まっいっか、となってしまいました。汗


ただ、カビが生えても大丈夫です!

表面だけ取り除けば中はちゃーんとお味噌になっています。麹菌はとっても強い菌です!

カビが生えてしまったと捨ててしまうのは勿体無いですよ!!心配な方はいつでもご連絡ください!



先ほどの写真は完全にカビが生えている状態なのですが、カビではない場合もあります。



白いカビのような感じなのですが『産膜酵母』という酵母菌の場合もあります。


産膜酵母はよく発酵している時にできます。

また、お味噌だけではなく糠床や梅干しなどの発酵食品にも張ることがあります。


人体に悪影響はないのでそのまま食べてもらっても大丈夫ですが気になる方は表面を削ってください。






また、白い結晶のようなものができることもあります。

うちで作っているお味噌では側面によくできているのですが、それはアミノ酸です。

なのでこちらも美味しくできたサインです。





冬に作っても使う容器や塩分によってカビが生えてしまうこともあります。


Stars Cooking Classでは長い間お味噌づくりをご紹介しているのでその経験を生かして失敗のない方法を皆様にご紹介しています!


是非夏場でも安心してご参加ください。


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